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分譲マンション・新築マンションの口コミ情報

日本人は古くから住まいを神聖な空間として捉えてきた。幽玄の聖域に入る関門、聖域の入口である玄関では、「お控えなすって」の儀式を済ませた国定忠治が「足を洗って」入れてもらい、挑戦状を握りしめた道場破りも「頼もう」などと威勢のよい挨拶をするのが日本の住まいの人を迎える習慣であった。玄関にある式台はその儀式のための場である。また、家の主人はまさに御馳走という語の意味するとおり、山海の美味を求めて東奔西走し、招かれた客はたいそう手厚いもてなしを受けた。

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このような、日本人の客に対するふるまいやもてなしの美風は、ものの見方によればインディアンのポトラッチのような過剰サービスにも受けとれなくもないが、客を玄関から奥へ通したからにはそれなりのもてなしをしなければならないという意識が、ここにきてマイナス効果になってはいないだろうか。よその国では、玄関というのは単なる住居の出入口であり、本当の意味でのプライベートスペースは寝室のみといっても差し支えない。しかし、この国では住まいにとって外界からのストッパーの機能があり、それは同時に住人のプライバシーが玄関の内側に存在することを示している。このような認識の相違もあいまって、外国ではホームパーティと称して気軽に他人を家に招くことをするが、この国では玄関の内側はプライベートスペースであるが故に、そうそう気安く他人を入れたりはしないのである。