転職は、新しい環境に飛び込み、既存社員と共に仕事をすることだが、既存社員と最初から同じように扱われないことは多々ある。幹部候補で入社しても、それまで企業を築いてきた社員とは全く違うことを認識しよう。他の社員と同様に取り扱われないことを被害者意識で受け取り、辞めたいと考える人がいるが、浅はかな考えだ。少なくとも3年は勤務して、企業に何らかの功績を打ち出しても評価されない場合は、存在価値そのものを検討したほうがいいが、転職して数ヶ月で他の社員と同様に扱われないからといって悩む暇があれば、他の社員と同様の実績を出せるよう、必死に業務に取り組むことが先決だ。
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私自身、30歳で人事に就いた最初の年、新卒新入社員の入社式に出席できなかった。ホテルで大々的に入社式をおこない役員、幹部社員が参列したが、私には声がかからなかった。確かに入社して1年にも満たないのだから幹部社員として認められていないことを今は理解できるが、当時は、自分が面接をした新入社員の入社式に出席できないことが、よそ者と扱われているように感じて非常に悔しかった。